遠くても、相談していいか
最初の質問は「大阪からでも相談できますか」でした。近くで探すことも考えたけれど、説明を読んで納得できたところに行きたかった。本人はそう書いていました。
遠方からの相談も受けています。ただ、移動に時間がかかるぶん、決めておくことが増えます。
終わりの時刻から逆算する
日帰りを希望していたので、まず帰りの新幹線の時刻を決めました。そこから、部屋を出る時刻、話す時間、待ち合わせの時刻を逆算しています。
当日は、半日ほどの余裕を見ておくのが安心です。話す時間や前処置の時間は、短くすることができません。だから、時間が足りなくなったら途中でもやめて帰る。それを先に決めてから、本人は新幹線の切符を取っています。
「せっかく来たのに、と思ってしまいそうで怖い」とも書いてありました。だから、やめて帰ることを、その日の予定の一つとして最初から入れておいたのです。
費用の分け方
費用も先に確かめました。相談料・サポート料は0円です。りょう側の移動にかかる費用も請求していません。本人の新幹線代は本人の負担です。相談場所の費用は、りょうとご利用者で半分ずつ出しあいます。
相談場所は、駅から移動しやすいところで候補を出し、だいたいの金額を前もって伝えています。
前の日と、当日
前の日には、待ち合わせ場所の写真と、駅からの道順を送っています。慣れない駅で迷うと、それだけで疲れてしまうからです。
当日、待ち合わせの時刻ちょうどに、本人から「着きました」と連絡がありました。そのまま部屋に移り、最初に確かめたのは帰りの時刻です。
時間は足りました。話す時間も、前処置の時間も、削っていません。本人は卒業し、予定していた新幹線に乗っています。
車内から届いたメッセージは「行きは怖くて窓の外ばかり見ていました。帰りは寝てしまいました」でした。
遠方から相談するなら
遠くから来る人ほど、「せっかく来たのだから」と無理をしやすくなります。だからこそ、途中でやめて帰っていい、ということを先に決めておくのが大事です。