ポイント:性交経験がなくても、婦人科は受診できます。内診が不安なときは、予約の電話や問診票でそう伝えると、診察の進め方を相談できます。
「処女だから行けない」ということはありません
生理痛が重い、不正出血がある、かゆみやおりものが気になる、検診を受けたい。理由はさまざまで、性交経験の有無で受診を断られることは、一般にはありません。
恥ずかしさを感じる人は多いものです。それでも、体の悩みを放っておくより、診てもらったほうが安心につながります。
内診が不安なときに、伝えておくこと
内診は、内診台に座って行う診察です。症状によって、必要な検査は変わります。
性交経験がない場合は、予約のときか、問診票、診察の最初に、そのことを伝えてください。病院によっては、内診を避けておなかの上から超音波で調べるなど、別の方法を選べることがあります。どの方法が使えるかは症状と医師の判断で決まるので、「内診が怖い」とそのまま話して相談するのがいちばん確かです。
処女膜の状態が気になる場合も、事前に伝えてください。伝えておけば、器具や進め方を考えてもらえることが多いです。
診察の途中で「やめたい」と思ったら、そう言って構いません。続けるか、日を改めるかは、その場で相談できます。
受診の前に、しておくと楽なこと
まず予約です。電話で「性交経験がなく、内診が不安」と伝えると、受け入れ方を教えてくれる病院もあります。女性の医師を希望できるかも、予約のときに聞けます。
受診日は、症状の相談でなければ、生理が終わったあとに合わせる病院が多いようです。生理中で受診してよいかは、病院に確認してください。
服装は、脱ぎ着しやすいものを。スカートなら、診察がしやすいと感じる人もいます。問診票に書く、最後の生理の開始日と、気になる症状のメモがあると話が早く進みます。
子宮頸がん検診は、国の指針で20歳以上が対象、2年に1回が目安とされています。30歳以上では、自治体によって5年に1回の検査方法を選んでいることもあります(厚生労働省「がん検診」)。実際の案内や費用の補助は自治体によって違うので、住んでいる地域の案内を確認してください。
初体験の前に、行っておくべき?
必須ではありません。婦人科に行かないと卒業できない、ということもありません。
ただ、強い痛みが続く、出血が止まらない、においやかゆみが気になる。そんなときは、卒業の前でも後でも、医療機関で診てもらってください。しょじょ卒は医療機関ではなく、診断や治療は行えません。
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