セルフプレジャー(自慰)が痛みを和らげる?
日ごろからのセルフプレジャー(自慰/オナニー)が大切
性交時の痛みや不快感は、多くの女性が感じている問題です。
この痛みの大きな原因を占めているのが性器の摩擦や緊張によるものです。初めての性交時には特に顕著に感じられることがあります。
一部の研究では、日常的な自慰行為が性交時の痛みを軽減する効果があると報告されているので簡単にまとめてみました。
自慰行為と性交時の痛みの関連
自慰行為は、もともとムラムラしたときの対応として性的興奮を高め、性的快楽を得るために行われる行為です。
この過程で、性器や周辺組織が刺激され、血流が増加します。
本来は、血流が増加して愛液が満たされることで、性器の柔軟性が高まり、性交時の摩擦や緊張が和らぐ仕組みになっています。
日ごろから自慰行為で濡らすことに慣れておくことで、いざ本番になった際にも安定して愛駅を出すことができるようになります。
また、自慰行為はリラクゼーション効果ももたらします。性的興奮や快楽を得ることで、身体的な緊張が解消され、心理的な緊張も軽減されることがあります。
このリラックス効果は、性交時の疼痛を軽減するのに役立つとの報告があります。
科学的根拠と研究結果
多くの研究が、自慰行為が性交時の疼痛を軽減する効果を確認しています。
たとえば、2018年に発表された研究では、自慰行為が性交時の不快感を軽減することが示されました。
この研究では、自慰行為が性交時の疼痛に及ぼす影響を、複数の被験者を対象にして調査したそうです。
その結果、自慰行為を行った女性は、自慰行為を行わなかった女性に比べて、性交時の不快感が軽減される傾向が見られました。
人間の体のメカニズムに焦点を当てた研究もあります。
例えば、自慰行為が性器の血流を増加させることが示唆されており、これが性交時の疼痛を軽減する一因と考えられています。
上に書いたものと重複しますが、性的興奮と快楽を得ることが、自己認識やリラックス効果を高めることで、性交時の疼痛を軽減すします。
自分に合った頻度でセルフプレジャーをする
オナニーの頻度は人によって全然違って、多い人だと毎日、少ない人だと年に数回という結果が出ています。
どれが正解ということはないですが、日ごろから自分にあった頻度でオナニーをすることで、感度を高めて結果として痛みも軽減できます。
中には、オナニーが怖い!というイメージや、なんとなく避けてきたという人がいますが、オナニーをすることは普通のことです。
無理にオナニーをする必要はないですが、オナニーは感度アップ効果も期待できるので、できるだけオナニーをするようにしてみましょう。