周りの女子はみんな経験済みなの？？
20歳を過ぎた頃から、そんな不安が頭をよぎりはじめたことはありませんか？
最新のデータは20代女性の処女卒業平均年齢が18.7歳であるという事実（あるコンドームメーカーの調査）
これってどのくらい妥当なの！？という疑問があったので検証してみました。

データが示す「赤裸々な現実」～あなたは少数派？多数派？

「周りの女性はみんな、とっくに経験済みなのかも…」
そんな漠然とした不安は、データによって裏付けられることもあれば、意外な事実が明らかになることもあります。ここでは、最新の調査結果から見える「20代女性の性的経験」の実態を紐解いていきます。

■ データ：20代女性の平均初体験年齢は「18.7歳」

（あるコンドームメーカーの調査結果＊検索したらすぐに出てきます）
これは、国内で広く引用されている信頼性の高い調査データの一つだと思います。この「18.7歳」という数字は、高校卒業から大学1年生の夏前くらいまでの時期に相当するので、周りの環境についていけなくなるのもこの時期なのも納得です。
＊このデータ自体は、あくまで「経験した人」の平均年齢である点に注意が必要です。

■ では、20歳の時点での「処女率」はどのくらい？

残念ながら、「20歳時点の処女率」を直接示す公的で最新の大規模な調査結果は存在しませんでした。ただ、いろいろなデータを見ていくと、おおよその推測が可能です。

• あるサイトの調査（2019）では、20代女性の初体験年齢の中央値が「19歳頃」と報告されています。これは、20歳の時点では、まだ相当数の女性が未経験である可能性があるといえます。
• 各種アンケートや社会調査からは、20歳前後の女性では、未経験者の割合がおおむね3割～4割程度という分析結果が散見されます。これも上と同じことがいえると思います。つまり、「20歳でまだ経験していないことは、決して異常ではない」と思います。

■ データから感じたこと

平均年齢が18.7歳ということは、それより前に経験する人も大勢いるということ。高校時代など、比較的早い段階で卒業する人も一定数存在します。これが「みんなもうやってるのでは？」という錯覚とプレッシャーを生む一因になっているのではないでしょうか、
一方で、20歳を過ぎてから、あるいは20代半ばまで経験がない女性も、思っている以上に多く存在します。ただ、それが表立って話題になることは少ないため、「自分だけが取り残されている」と感じてしまいがちなのではないかと考えました。

■ 都道府県による驚きの格差

同じ上記の調査では、初体験年齢の都道府県ランキングも公表されています。

• 最も早い県：沖縄県（平均19.6歳）
• 最も遅い県：秋田県（平均21.1歳）

このように、居住地域や通っていた学校の環境などによって、周囲の「空気感」は大きく異なります。あなたの感覚は、もしかしたらあなたの置かれた環境の影響を受けているかもしれません。